イツミ・アサヒの製品は、安心安全の完全国内製造

製品の選び方について

このページではお客様に最適な製品を見つけるためのヒントを記載しています。
イツミグループの製品はお客様のニーズに合わせて多種多様に製品展開しています。
本ページを参考に製品をご覧ください。

サポートダイヤルでのご案内もしておりますので、お急ぎの方はお気軽にご連絡ください。

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製品の選び方

細かい商品ごとの違いや選び方などは商品詳細ページをご覧いただくか、お問い合わせください。
ここではアパレル製造製品を選ぶ際の基本的な考え方についてお伝えします。

本サイトの使い方
「製品の種類や特徴、目的で探す」

ほしい製品の種類や特徴、目的が明確な方は「製品種別で探す」「用途で探す」「特徴で探す」ことができますのでご利用ください。

製品ごとの違いについてのワンポイントアドバイス

熱源による違いについて

熱源には主に2種類あります。
1つは蒸気式、もう1つは電熱式です。
それぞれメリットとデメリットがあり、お客様に必要な条件を満たす商品を選ぶ事が重要です。

表をスクロールできます →
種類 メリット デメリット
蒸気式
  • ランニングコストが安い
  • 連続使用でも待機時間が短い
  • 初期投資が電熱式よりも高め
  • 160度までの温度までしか出せない
  • (電熱式に比べ)設置スペースが広く必要
電熱式
  • 初期投資は蒸気式に比べて安め
  • 200度超の高温にも対応できる
  • 設置スペースも比較的少なめ
  • ランニングコストが高め
  • 連続使用で熱が下がりやすく、待機時間が生じる
初期投資
初期投資に金額については電熱式よりも蒸気式のほうが高めです。蒸気式は熱源であるボイラーと配管設備が必要なため。もともとボイラーをお持ちの場合は、その分初期投資を抑えられる可能性があります。
ランニングコスト
一方でランニングコストについては電熱式よりも蒸気式のほうが安めです。
具体的にはこのくらいの違いがあります。
当社の芯地接着機
「JR-900V」の比較です
電熱ヒータータイプ(10.1kw)
月間電気料金
約¥48,258
基本料金
¥20,635(10.1kw × ¥2,043/kw)
使用料金
¥26,955(10.1kw × 16.68円 × 8時間 × 25日 × 0.8)
モーター料金
¥668(0.2kw × 16.68円 × 8時間 × 25日)
スチーム熱ヒータータイプ(0.2kw)
月間費用
約¥19,388
灯油使用料金
¥18,720(117円/L × 0.8L/h × 8時間 × 25日)
モーター料金
¥668(0.2kw × 16.68円 × 8時間 × 25日)
月間節約額
電熱ヒーター
¥48,258
スチーム熱ヒーター
¥19,388
月間差額
¥28,870の節約!
年間差額
約¥346,440の大幅削減!
対応温度
ボイラーの仕組み上、蒸気式では最高でも160度の温度までしか出すことができません。一方電熱式では200度超の高温も出すことが可能です。利用用途に応じて必要な温度が異なりますので、必要な温度に対応しているかは確認しましょう。
設置スペース
蒸気式はボイラー及び配管が必要なため、電熱式よりも設置スペースが多く必要です。スペースに限りがある場合は電熱式がおすすめです。また、設置スペースについては機械のサイズより少し広めのスペースが必要になる場合があります。搬送ベルトの交換等のメンテナンス時に機械を開け作業が必要になる場合があるため。

駆動方式による違い

製品の駆動方式には「電気式」と「エアー式」が存在します。それぞれ特徴があります。

表をスクロールできます →
種類 メリット デメリット
電気式(モーター)
  • コンセントがあれば設置できる
  • 初期投資が安め
  • エアー式に比べ圧力は弱め
  • エアー式に比べ精度にムラが出やすい
エアー式
  • 電気式に比べ圧力は強め
  • 電気式に比べ精度のムラが少ない
  • 初期投資が高め(シリンダー・コンプレッサーなどが必要)

主に品質に関わる圧力・精度に関して違いがあります。
行いたい作業に対して必要な圧力を確保できるかどうか、またどの程度の精度のムラを許容できるかどうか、カタログスペックだけでは判断しにくい要素ですので、ご提案時に詳細にお打ち合わせさせていただきます。

IOT製品もおすすめです

IoT(Internet of Things)とは、機械や設備がインターネットにつながり、データを自動で収集・活用できる仕組みです。

当社のIoT対応アパレル製造機械では生産状況の「見える化」を実現。作業効率の向上やムダの削減に加え、熟練者のノウハウもデータとして蓄積・共有できるため、品質の安定と技術継承にもつながります。

IOT対応製品には「IOT対応製品」タグを付与していますので参考に御覧ください。

IOT導入事例

例えば、学生服はとても強度が必要な衣服として有名です。3年間の学生生活に耐えられるためには、通常の衣服よりも強靭な作りである必要があります。
剥離試験という、剥離強度を調べる試験があり、朝、昼、晩の3回の連続試験に耐えられない場合には「やり直し」をしなければならないという高い基準があります。
例えばお昼の試験でやり直しになった場合、従来の生産管理であれば朝に試験したものはすべて作り直しになってしまいます。そうなると現場の負担は相当なもの。IOTのちからを活用し、生産ロットごとに「温度」「接着スピード」「圧力」などを記録しておけば、やり直すべきロットのみ抽出することが可能です。

このように今までは「勘や経験、技術」や「なんとなく」に頼っていた生産の現場を、データをもとに生産性向上できるのがIOTの利点です。

補助金・助成金・税制優遇も活用しましょう

生産性向上、IOTなどの国の方針に沿った商品も多数ご用意しています。このような製品は各種補助金、助成金、税制優遇が受けられる可能性があります。気になる商品などございましたらお気軽にご相談ください。